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北海道の葬式では中華饅頭!?地域による葬式饅頭事情とは

 2024/12/20 お礼・返信
  11,216 Views

葬式饅頭というと、
弔事の時にふるまわれる
お饅頭のことを指すのですが、

その弔事の時にふるまわれる
お饅頭の種類は
お住まいの地域によって異なり、

北海道などではなんと中華饅頭が
葬式饅頭として
提供されるというのですから
驚きですよね!

そんな葬式饅頭事情に
詳しくない方のために
ここでは、

  • 葬式饅頭の意味と由来
  • 地域によって異なる
    葬式饅頭の種類

について解説させて頂きたいと思います。

弔事の時に葬式饅頭
ふるまわれるのは知っているけれど、

その意味と由来や
地域によって違いがあるのかについても
知っておきたい!という方は、

ぜひ、以下の記事を
読んでみてくださいね。


葬式饅頭って一体なに!?その意味や由来とは

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葬式饅頭とは、
上記でもすでにご紹介しましたように

お葬式の時にふるまわれる
お饅頭のことです。

なぜ、お葬式の時に
この葬式饅頭が
ふるまわれるようになったのかというと、

遺族が逝去された方が遺した
財産を他の人々にお布施することで、

逝去された方の罪を清め、
慈悲の実践をなし、
成仏を願うという
仏教的な思想にちなみ

お亡くなりになった方の財産として
昔貴重であった
甘いものであるお饅頭を

お葬式の時に
施主がふるまうようになったのです。

同じような理由で、
饅頭以外にも

羊羹やおはぎが
ふるまわれる場合もあるようです。

 

どのタイミングで配る?のしの名目は?

一般的に葬式饅頭は、
お葬式に参列してくださった方に、
引き物として配ります。

引き物である葬式饅頭は、
お葬式当日に執り行われる
初七日の法要の時に配られるのが
一般的なようです。

のし紙の上部にはと記入し、
のし紙の下の部分には
施主の名前を記入します。

地域によって全然違う!各地の葬式饅頭を紹介

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お葬式の時にふるまわれる
葬式饅頭の種類
住んでいる地域によって異なります。

そこで、関東、関西、
北海道の葬式饅頭の種類
以下にご紹介させて頂きます!


春日饅頭(関東)

関東地区でお葬式の時に
ふるまわれる
葬式饅頭の種類の一つ

小判型の白い饅頭である
春日饅頭です。

この白い饅頭の上には、
柏の葉や紅葉などの
焼き印が押されています。

主に関東地区で執り行われる
お葬式の時にふるまわれますが、

関東地区以外でも
東北地区や甲信越地区でも
ふるまわれることがあるようです。

大きさは
一般的には手のひらに
乗るくらいなのですが、

青森県や埼玉県などでは
直径が30センチほどの
春日饅頭も存在するようです。

 

青白饅頭(関東)

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抹茶で色づけられた緑色のお饅頭と、
白いお饅頭がセットとなっているのが、

関東地区を中心に葬式饅頭として
ふるまわれる青白饅頭です。

お饅頭の皮は小麦粉で作られており、
中身はこしあんの場合もあれば、
粒あんの場合もあります。

 

黄色饅頭(関西)

お祝いの席などでふるまわれる
紅白饅頭に対し、

弔事用に
黄色と白色のお饅頭が
セットでふるまわれるのが、

京都や大阪などの
関西地区のお葬式で
葬式饅頭としてふるまわれる
黄白饅頭です。

このお饅頭の皮は米粉や小麦粉を
芋でねったものが使用され、

それにこしあんを包み、
ふっくらと蒸しあげる
上品なお饅頭です。


おぼろ饅頭(関西)

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関西地区では
上記でご紹介しました
黄白饅頭のほかにも、

お饅頭を蒸した後、
上皮をむいて作る
おぼろ饅頭

葬式饅頭として
ふるまう地域があります。

 

中華まんじゅう(北海道)

北海道地区などで
葬式饅頭としてふるまわれる
中華まんじゅうは、

中華まんじゅうという名前で
呼ばれていても、

皆さんご存知の
ひき肉の入った中華まんじゅうとは
異なる作り方をするお饅頭です。

北海道地区で
葬式饅頭としてふるまわれる
中華まんじゅうは、

形が半月型で茶色い色をした
小麦粉の生地であんこを包んで
作られる甘い味のお饅頭です。

youtubeにて
中華まんじゅうが
どのようなお饅頭なのか

検証している動画を
見つけました。

実際に中華まんじゅうが
どんなお饅頭なのか
見てみたい方は、

以下の動画を
ご覧になってくださいね。

カステラなどと同じ時期に
外国から伝来した
「ちうか」というお菓子が

この中華まんじゅうの名の
由来だそうです。

 

岡山では葬式パン!?

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岡山のある地域では
葬式饅頭ではなく、

菓子パンを
お葬式の時に葬式パンとして
ふるまう場合があるようです。

もともとお葬式には
お餅をついて
ふるまっていたのですが、

お葬式ごとに準備をして
お餅をつくのが
大変だという理由で、

近代になって
準備が簡単な菓子パンが
ふるまわれるようになったのだと
言われています。

まとめ

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いかがでしたか?

お葬式の時にふるまわれる
葬式饅頭には、

関東地区で主にふるまわれる、
春日饅頭や青白饅頭

関西地区で主にふるまわれる
黄白饅頭やおぼろ饅頭

北海道地区で主にふるまわれる
中華まんじゅうなどの
種類があります。

北海道の葬式饅頭は
中華まんじゅうという名前ですが、

中にひき肉が詰まっている
中華まんじゅうではなく

形が半月型で茶色い色をした
小麦粉の生地で
あんこを包んで作られる
甘い味のお饅頭のことを指します。

また、岡山では、
お葬式の時にお饅頭ではなく、
菓子パンを葬式パンとして
ふるまう地域があります。

なぜ、菓子パンをお葬式に
ふるまうようになったのかというと、

それまでお葬式の時には
お餅をついてふるまっていたのですが、

お葬式ごとに
お餅つきの準備をするのが
大変だということで

準備が簡易な菓子パンへと
変化していったからなのだそうです。

地域ごとに
お葬式の時にふるまわれる
葬式饅頭は異なりますので、

お葬式を執り行うときに、
引き物である
葬式饅頭の準備をする時には、

その地域の習慣をよく知っている
ご家族やご親戚に確認してから
準備するようにしましょうね。





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