葬式の前日に飲み会!出席?欠席?判断の基準をケース別で紹介
お通夜が執り行われるお葬式の前日に
新入社員の歓迎会や合コンなどの
予定が入っていたら、お通夜を
優先させるべきか、それとも
葬儀には参列するのだから、前々から
出席することが決まっていた飲み会に
出席するべきなのかかなり迷うところ
ですよね。
そこで、ここでは
- お通夜の日に飲み会があるときはどちらを優先させる?
- お通夜はいけないけれどお葬式には行けるそんな時は?
- お通夜もお葬式もいけないときはどうすればよい?
について解説させて頂きたいと思います。
飲み会に出席することが決まっている日に
お通夜に行かなくてはいけなくなったとき
どうすればよいのか知っておきたい方は、
ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
この記事に書いてること♪
お通夜の日に飲み会が…?欠席はあり?なし?
新入社員の歓迎会や、合コンなどの
飲み会は何日も前から決まっている
ものですが、
人の死は予期せず訪れるものなので、
飲み会の日にお通夜に行かなくては
いけない場合もありえます。
そんな場合、お通夜を優先させる
べきなのか飲み会を優先させる
べきなのか、新入社員の歓迎会と
合コンの場合を例にとり
以下に解説させて頂きますね。
ケース1:お通夜に新入社員の歓迎会!どっちを優先させる?
新入社員の歓迎会で、自分が
主賓である新入社員の場合、
欠席するというのは気が引けると
思いますが、
飲み会当日にお通夜が執り行われる
場合は、いくら自分を歓迎する
新入社員の歓迎会であっても
常識的にお通夜を優先させる
べきであると思います。
特に個人と親しくお付き合いを
されていた場合やお亡くなりに
なった方が身内・もしくは
親戚の場合は、飲み会よりも
お通夜を優先するようにしましょう。
ケース2:お通夜に飲み会!合コンの場合
新入社員の歓迎会同様、楽しい
合コンであっても、当然、常識的に
人の死を優先させ、飲み会は欠席し、
お通夜に参列するべきだと思います。
合コンのメンバーもお通夜に
行かなければいけないのに、
合コンに絶対参加すべし!
というような血も涙もない人は
いないと思いますから、
安心して欠席してもよいと思います。
新入社員の歓迎会同様、故人と
親しくお付き合いしている場合や、
逝去された方が身内・もしくは
親戚の場合は必ず飲み会より
お通夜を優先しましょうね。
お通夜は行けないけど、お葬式は行けるそんな時は?
お通夜もお葬式も参列できる場合は
問題ないのですが、お通夜は
行けないけれど、お葬式は
スケジュール的に参列できる
場合もありますよね。
故人と親しくお付き合いしている場合は、
お通夜もお葬式も参列するべきなのですが、
どうしても外せない予定がある場合は、
お通夜かお葬式どちらかだけ参列しても
マナー的には問題ありません。
スケジュール的に問題がなければ、
通夜とお葬式両方に参列し、
お通夜はいけないけれど、お葬式には
参列できる場合は、お香典を携え
お葬式に参列するようにしましょうね。
お通夜もお葬式も行けない場合はどうすれば良い?
お通夜もお葬式も行けない場合は、
まず、欠席する旨を喪主に電話で
連絡しましょう。
その際は、欠席する理由は事細かく
相手に伝えると、かえって失礼に
なってしまうため、
「やむを得ない事情のため」や
「どうしても都合がつかなくて」
などの言葉でお通夜やお葬式に
出席できないことを伝えましょう。
お通夜や葬儀に出席できないときは、
弔電を打ち、お通夜と葬儀に
参列できない旨をお詫びする書状と
不祝儀袋に入れたお香典を書留封筒に
入れて喪主のご自宅に送付しましょう。
youtubeでお世話になった方の、
葬儀に行けない場合の対処法に
関する動画を見つけました。
葬儀にどうしても欠席しなくては
行けなくなった時のために、ぜひ、
ご覧になっておいてくださいね。
後日、挨拶に伺いたい!何に注意するべき?手ぶらで良いの?
お通夜やお葬式に参列できなかった場合に、
後日、遺族のご実家にご挨拶に伺う場合は、
突然アポなしで訪れることなく、
必ず遺族の方にご都合をうかがってから
訪問するようにしましょう。
訪問する時間は一般的にお昼過ぎのほうが
良いようです。
服装も黒や紺、グレーなどの地味な
色合いの服装で行ったほうが相手に
弔意が伝わると思います。
もちろん数珠も持参しましょう。
お香典を持参する場合、四十九日の
法要が済んでいない場合の
表書きは御霊前、四十九日の法要後に
お宅に伺う場合は御仏前と表書きに
記入するようにしましょう。
ほかに菓子折りも用意し、
菓子折りの上にお香典をのせて
お供えしましょうね。
まとめ
いくら新入社員歓迎会やコンパの
予定が前々から決まっていると
いっても、その日にお通夜に
参列しなくてはいけないのであれば、
飲み会よりもお通夜を優先するのが
一般常識にかなっているといえます。
お通夜・葬儀両方に参列できれば
いいのですが、お通夜だけ、
もしくは葬儀のみしか参列できなくても
マナー的には問題ありません。
ただ、お通夜・葬儀どちらにも
参列できない場合には、電話で喪主に
参列できない旨を伝えましょう。
ただし、欠席する理由を事細かに
相手に伝えると、逆に失礼に
なってしまうので、
「やむを得ない事情のため」や
「どうしても都合がつかなくて」
などの言葉で、欠席する旨を
伝えるようにしましょうね。