葬式マナーの基本!アクセサリー着用時のルールとは?
お葬式の基本といえば、
身だしなみ!
お葬式といえば、喪服というのは、
皆さんご存じですよね?
でも、喪服って正直…
地味…。
仕方ないと分かっているけれども
女性としては、何か一つ
インパクトを付けたいものですよね。
でも、アクセサリーって付けても
大丈夫なのかな?
そう心配な貴方へ!
今回は、葬儀の基本!
アクセサリーについてご説明しましょう
この記事に書いてること♪
葬式に参列するとき、
アクセサリーって付けても良い?
結婚式では華やかな装いをするため、
アクセサリーは必須!
とも言えますが、お葬式では
決まったもの以外は、付けない
ことをオススメします。
でも…地味だし…。
と思われるかもしれませんが、
お葬式は、パーティーではありません。
皆さん、最後のお別れをしに
来ています。
誰も、貴女の格好なんて
気にしません。
逆にいつも華やかにしている。
そういった方が、
ルールに添ったスタイルを
している姿。というのは
女性としてとても魅力的ですよ♪
アクセサリーを付けるなら、
どんなもの?マナーを知りたい!
でも、やっぱり何か
ワンポイントが欲しい!
付けない方が良いのは分かるけど…。
落ち着かない…。
そういった場合には、
連なったパール(真珠)の
アクセサリーが一般的ですね。
でも…
真珠って白いのに良いの?
そう思う方も居るのでは
ないでしょうか?
真珠は貝の涙、月の雫、人魚の涙など
と言われています。
涙=悲しみを表します。
それが連なる。
ことで、この数だけ
私は涙を流しています。
という意味になるのです。
確かに、お葬式という場は、悲しみ
涙を流す場ではあります。
しかし、号泣しすぎるのも
マナー違反。と言われています。
(まるで子供のように、泣き叫んでは
周りに迷惑になってしまいますからね…)
そのため、あまり涙を流してはいない。
けれども、本当はこの連なった
真珠の数だけ悲しい。
という意味が、真珠には
込められているのですよ♪
《注意:連繋ぎのネックレスは
良いのですが
2連以上連なった物は不幸が続く。
とイメージするので避けましょう!》
最近では、黒真珠が多く
目立たない真珠。
という事で、更によし♪
とされています。
真珠以外にも、オニキス、黒曜石、
黒珊瑚といった、
黒い色の素材を使ったものを
着用する方も増えていますよ。
つけてはいけないNGなアクセサリーは?
最近では暗めの素材を使ったものも
増えている。
と上記で説明しましたが、
絶対につけてはいけないアクセサリー
も念の為にご紹介しておきます!
それは、光り物です!
光り物と言うと、キラキラとした
シルバー、ゴールドのネクレスや
指輪が一般的ですね。
その他にも、男性であれば
「ネクタイピン」「ベルト」
「腕時計」も注意が必要です。
アクセサリー以外にも
光が当たると光を反射するタイプ
(エナメルタイプが多いですね)の
カバンや靴も注意して下さい。
後、革製のものも殺生を連想するので
止めておきましょう♪
そして!
最近の若い方に見落としがちな
「爪」爪を可愛くキラキラに
デコレーションしている方も
要注意です。
これは、かなり喪主様や親族の方は
見ています。
勿体無い。
そう思うかもしれませんが、極力取る。
無理ならば、黒のレースの手袋で隠す。
ことをオススメします。
(私の友人は、取る時間が無かったので
応急処置として、肌色のネイルを上から
塗っていましたよ♪)
光り物ダメ!
とすると、皆さん考えるのが
「結婚指輪」です。
これも極力外した方が良い。
とされていますが、シンプルであれば
つけていても、問題はありません。
しかし、最近流行りの
ゴールドタイプやら、石が付いたもの。
ゴテゴテしたもの。
の場合は取ることをオススメします。
しかし、やはり現場でも
取れない…。
取りたくない…。
という方も実際に居ます!
そういう方には、
指で隠す。
宝石がついているなら、
ひっくり返す。
ということをオススメしていましたよ。
しかし、これは結婚指輪の場合です。
おしゃれ指輪であるならば、
極力取ることをオススメします。
喪服というのは黒いので、
思っている以上に、
光り物を目立たせます。
出る前に鏡で全身確認を
行って下さいね~♪
親族の場合と会社関係の場合ではルールが違う?
迎える側である親族
そして、伺う側である会社関係者
立場は違うとはいえ、
葬儀の場において何か
服装のルールに違いはあるのでしょうか?
そもそも、どうゆうスタイルが
正解なのか?
そちらも、ご説明しましょう♪
《親族 男性》 |
・黒のシンプルなスーツ (シングルでもダブルでも どちらでも可) ・白の無地のシャツ・黒のネクタイ ※タイピンは使用しません。 ・黒の靴下・黒の靴無駄なくシンプルに! |
《親族 男性 和装の場合》 |
・黒紋付
・袴 |
モーニングも男性の正装では
ありますが、モーニングは名前のとおり
昼間の正装です。
お通夜では着ないようにしましょう!
《親族 女性》 |
・黒のワンピース もしくは、スーツや アフタヌーンドレスを着用 ・肌が露出するのはあまり 良くありません。 夏でも長袖にすることを オススメします。 ・靴、ストッキングも黒で統一・お化粧は 濃くならないよう、薄化粧で |
昔、喪主の奥様が厚化粧をしていて、
涙で無残な顔になった現場に、
居合わせたことがあります。
そうならないためにも…
薄化粧をオススメします。
《親族 女性 和装》 |
・黒無地の染め抜き、五つ紋付
・帯 ・帯締め ・帯揚げ ・草履 ・足袋(白) ・半衿(白) |
《親族 子供 男の子》 |
・制服
制服のない場合は |
《親族 子供 女の子》 |
・制服
制服の無い場合は |
《親族 赤ちゃん》 |
・苦しくない服・明るすぎない色で |
《会社関係者 男性 通夜の場合》 |
・グレー、紺の無地のスーツ
・黒ネクタイ ※通夜の場合は急な知らせのため、 ・喪服が用意出来るのであれば、 ・タイピン、腕時計は外しましょう |
《会社関係者 女性 通夜の場合》 |
・黒、紺、グレーのワンピース、スーツ
・喪服が用意出来るのであれば、 ・アクセサリーは取りましょう。 |
急のことでちゃんとした用意もできず、
仕事終わりに行く場合は、一言添えると
印象が良いですよ♪
「職場から直接参りまして、
このような格好で失礼します。」
という感じで。
《葬式 会社関係者 男性》 |
・上下黒の無地のスーツ(シングルでもダブルでも可)
・白のシャツ ・ネクタイ、靴下、靴は黒 ・白色のハンカチ |
《葬式 会社関係者 女性》 |
・黒のワンピースまたはスーツ
・黒のストッキング ・アクセサリーは真珠もしくは、 |
となっています。
基本スタイルのルールに違いは感じませんが、
通夜の際はやはり、用意する側と
急な知らせで来た側では準備具合が
変わってきますね。
しかし、急なことなので仕方無いこと
ではありますが、可能であれば
ロッカーに
女性であれば黒ストッキング。
男性であれば、黒ネクタイ。
それくらいは置いておいて
損はないと思いますよ♪
勿論、家に帰る余裕がある際は、
一度身なりと気持ちを整えて
行くのがベストですね!
最近では、コンビニでも
簡単に手に入るので
気になる際はそちらを
利用するのも手ですよ♪
※親族さんは、服を持っていない
場合は、葬儀屋でレンタル出来る
ところは多くあります。
買わなきゃ!!
と慌てる前に確認してみるのを
オススメします。
イマイチ、文書では
イメージがつかない…
そういった方は
こちらの動画も参考にどうぞ♪
以上、お葬式のアクセサリー
についご紹介致しましたが、
いかがでしたでしょうか?
アクセサリーというのは
自分を輝かせてくれる
とても便利なアイテムです。
しかし、お葬儀の場では
付け方次第で、イメージダウンに
繋がり兼ねません。
迎える側も
伺う側も
ルールを守り、
マナーを身につければ
きっと、アクセサリーよりも
貴方を輝かせてくれるはずですよ♪