介護の記録の書き方!良い例と悪い例を紹介!その違いとは?
介護の仕事で
大変なことのひとつが
この介護記録といわれるもの。
この介護記録の存在があるからこそ
毎回残業しているという人も
少なくないと思います。
作成にはなかなか
時間もかかりますしね。。。
しかも何かあったその時に
すぐに書けるわけではなく
後から思い出して書くから
猶更時間がかかる。。
しかも、出来事を文章にして
人に伝えるのって
めちゃ難しいですよね?
記録が嫌い!という
職員さん、
多くいらっしゃります!!
今回はそんな介護記録の書き方について
お教えします!
ポイントを押さえて
楽に介護記録を書けるようになれば
それだけで仕事がはかどりますから!
是非読んで見て下さいね☆
この記事に書いてること♪
介護記録の書き方とは?絶対に抑えておきたい5つのポイント!
まずは介護記録の書き方についてです。
介護記録をうまく書くためには
5つのポイントがあります。
これから一つづつそのポイントについて
解説していきますので
是非マスターしちゃってください♪
ポイントその1 5W1Hを意識して記入する
まず初めに意識してもらいたいことが
5W1Hです!
・・・・(*_*;
5W1Hってなんのこと?
なんて思った人!
今から解説しますのでご安心を~
5W1Hとは・・・
【出典 http://blog.livedoor.jp/trevelyan-life/archives/30102030.html】
とこんな感じです!
これは記録をする上でのポイント。
簡潔に要点を伝えるために
必要な内容です。
この6つの内容から
記録は出来ているといっても
過言ではないほど。
ですので、これを意識するのと
しないのでは
記録の質が変わってきます☆
ポイントその2 起こった出来事をそのまま書く
起こった出来事はまとめるのではなく
そのまま、具体的に書きましょう!
例えば
利用者さんに暴言を吐かれた時の
例がこちらです☆
〇良い例
興奮した様子で「出ていけ!」と言い
職員の顔を平手で叩かれた。
×悪い例
興奮した様子で暴言・暴力を振るわれた。
わかりますか?
良い例の様に
起きた出来事をそのまま書くというのが
大切なんです。
ポイントその3 言葉遣いに気を付ける
言葉遣いは大切です。
中でも記録の分かりやすさは
本当に大切です。
記録は利用者家族から
開示を求められることもあります。
そんな時でも理解できるものでないと
活けません。
また、記録は共有するものです。
介護職員の連絡ツールとして
使われています。
専門用語や自分勝手な略語は
出来るだけ控えた方が良いでしょう。
また、介護記録には
指示語はNGとされています。
「休憩させた」等の「~させた」という
命令のような言葉は
使わない様にしましょう。
ポイントその4 主観を一緒にしない
介護記録の鉄則は客観的事実を
そのまま書くこと。
しかし、今後の対応や対策の為
主観が必要になってきます。
その時に、客観的事実と主観を
混同させてしまわずに書くこと
がうまく書くポイントです。
事実は事実でそのまま書き、
最後に感じたことや
今後の対策などをまとめて書くと
他の人が読んだときにわかりやすい
介護記録になります。
ポイントその5 結論をわかりやすく!
介護記録の結論というのは
どのようなケアを行って
今後どのような対応を
行うべきかということです。
起きた事実に対する
結論を明確に書くことによって
介護記録は意味を成します。
どんなに具体的で
生じた事実が
わかりやすい記録であっても
結論があやふやになってしまうと
「結局どうしたらいいねん!」
みたいな感じになります。
結論を最後にまとめて
書くといいでしょう。
介護記録の例をご紹介!良い例と悪い例その違いとは?
これまで良い記録を書く為の
ポイントを5つご紹介させて頂きました。
しかし、こんなポイントを書いただけでは
いまいちつかめない( ゚Д゚)
という人も
多くいると思うので
介護記録の良い例をご紹介させて頂きます。
悪い例との違いも
お伝えさせて頂きますので
より一層理解を深めてもらえれば
幸いです♡
【食事の時】
〇良い例 朝食時、自ら「いただきます」と挨拶をし、 顔色は良く、痛みの訴えはなし。 30分後食事は全量間食され、 何か不安なことがあった可能性があるので |
×悪い例 朝食時、手が止まっていたので声掛けをした。 嫌いな食事があったんだと思った。 |
いかがですか?
違いが分かりますか?
良い例では内容が具体的で
あるがままのことが
そのままに書かれています。
声掛けをしたのであれば
その言葉まで
そのまま書きましょう。
また、そのことが起きた前後の様子を書くと
より具体的になり良いでしょう!
初めに紹介した
5つのポイントを意識していれば
大丈夫です!
そもそも介護記録って何!?そんなに大切なの?
そもそもですが、
介護記録って
そんなに大切なのでしょうか?
ぶっちゃけ残業の原因にもなるし
メンドクサイ!って
思ったことがあるという人
多いと思います。
そこまで共有する必要なる?
みたいな。。。
結論から言いますと
介護記録はとても大切です。
この記録があるからこそ、
何かあった時に
法的な証拠として
強い味方になります。
また、家族やケアワーカーの
面会があった際、
この記録をもとに
施設での様子や出来事を
その場にいなかった人でも
同じ内容のことを話すことが出来ます。
まt、振り返りが出来、
職員の研修などにも役立ちます。
この記録があるからこそ
介護の現場はみんなが同じ情報を
家族などに伝えることが出来
その人にあった介護が
出来るようになっています。
介護記録の重要性。どんな時に必要になるの?
介護記録は
大切だとお話させて頂きました。
実際介護記録の使い道を
まとめてみました☆
どんな時に必要になるのか
具体的にわかっていた方が
大切さって増しますからね~
少し先程の話でお分かりかもしれませんが
確認だとおもってくださーい♡
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この記事をまとめると
最後にこの記事をまとめると~
介護記録は大切!ということです!
ざっくりすぎですね~笑
内容はこちら📋
- 介護記録の書き方とは?
絶対に抑えておきたい5つのポイント! - 介護記録の例をご紹介!
良い例と悪い例その違いとは? - そもそも介護記録って何!?
そんなに大切なの?
書き方のポイントをしっかりと
抑えることで
それだけで介護記録を書く
憂鬱さが少しでも減ればいいな~
と思います。
最近ではパソコンを使う施設もあるようですが
まだまだ手書きのところも多いようですね~
くれぐれも腱鞘炎にはご注意ください!
今回も最後まで
読んでいただきありがとうございました☆