介護職員の爪切りはOK?医療行為との線引きを詳しく解説!
皆さん、こんにちは(^^♪
いつもお仕事お疲れ様です☆
今回は介護職員の爪切りについて
お話させて頂きます。
果たして爪切りを行うことは
医療行為に含まれるのでしょうか?
医療行為とは一体何か。
介護との違いや線引きはどうなのか。等
合わせて気になることを
一気にまとめちゃいました♪
それではサクッと読み進めちゃって下さい♪
この記事に書いてること♪
爪切りは医療行為?介護職員は爪切りはしても大丈夫?
爪切りは介護職員が行っても
大丈夫なのでしょうか?
爪だって人間に
引っ付いているもので、
それを切るとなれば
医療行為になるのではないか。。。
そお考えたことある人も
少なくはないと思います。
結論から言います。
答えは何もない
普通の爪切りならOKです。
爪に対する衛生管理の意味での
爪切りは介護職員がしてもいい!
とされています。
実はこれも最近の話で
この爪切りという行為は
以前までは医療行為でした。
平成17年度にこの医療行為が緩和され
以前までは
介護職員が行ってはダメとされていた
爪切りが行ってもOKと変更になりました。
医療行為となる爪切りもある?その線引きとは?
先程普通の爪切りなら
介護職員が行ってもよいと話しました。
ここでポイントなのが『普通』のということ。
普通というのは何も異常がない状態です。
爪水虫や疥癬等爪の周りや
爪に傷がある場合の爪切りは
NGとされています。
爪切りをすることにより
相手を怪我させてしまう可能性が
著しく高いからですね。
また、今現状の傷の悪化も
考えられるでしょう。
爪切りを行ってもいいか微妙だと感じた時は
看護師並びに
先輩職員さんに相談するといいですよ。
そもそも医療行為とは?介護との違いについて解説!
そもそもですが、
医療行為と介護ってよく似ていますよね?
いろいろと考えれば考えるほど
医療行為と介護の違いがあやふやに・・・
ということで
医療行為とは何か。介護とは何か。
そしてその違いは何かを
しっかりと理解しましょう。
医療行為とは
人の病気に対し
医学的に行われる治療や予防
介護とは
身体機能の低下や障害などにより
日常生活に支障がある人の世話。
簡単に二つの違いをいえば
医療行為は治療で
介護は世話です。
医療行為は介護職員は禁止されている?その理由とは?
介護職員が
医療行為を行うことは禁止されています。
二つの違いが分かった今
その理由もなんとなく
わかったような気がするのは
私だけでしょうか?
医療行為は医学的な行為で
患者さんの治療だからです。
少し大げさな言い方かもしれませんが
利用者さんの命を左右する行為だからです。
法律が緩和され
少しづつ介護職員でも
医療行為を行っても良くなってきましたが
危ない・できればしたくないという
介護職員の意見がたくさんあります。
介護施設では医療行為はどうしているの?
医療行為を介護職員が行えない・
禁止されているということは
理解して頂けたと思いますが、
では実際介護施設では
このような医療行為が必要になった時
どのように対応しているのでしょうか?
それは医療行為が行える人が対応しています。
そおです!看護師さんです♪
実はほとんどの施設に常駐の看護師がいます。
老健だと医師も常駐していますしね。
なので施設では基本的に
医療行為は看護師に依頼し、
対応して下さっているパターンが殆どです。
私も以前老健で働いていたので
その場によく遭遇しました!
インスリン注射とか痰の吸引とか
結構多かったですね!
痰吸引は今は研修を受ければ
介護職員でもできますが、
私が働いていた当時はダメでしたので。
ただ、問題点として
介護施設の看護師は
施設に数名しかいません。
だからこそ、法律が緩和され
介護職員でも
出来ることを増やそうという流れが
大きくなりつつあるんですね。
なかなか難しい問題です・・・(*_*;
この記事をまとめると
いかがでしたでしょうか。
今回は介護職員の爪切りについて
お話をさせて頂きました。
まとめとして
介護職員は
異常のない方の爪切りであれば
医療行為にならず、
行うことができる!というものでした。
と、いっても
実際施設にいる人の爪を見れば
半数ぐらいの人が
爪水虫やら巻き爪やら
何かと異常を
お持ちなんですけどね・・・( ゚Д゚)
介護の仕事と医療の仕事。
なんだか線引きが難しいですよね。
知らず知らずのうちに
介護職員が医療行為をしちゃってた!
なんてよくある話です。。。
良かったら
介護の医療行為について
書かれた記事がありますので
こちらも合わせてご覧ください♡
もちろん書いたのは私です!笑
⇒介護の医療行為に摘便は含まれる?その範囲を詳しく分類!へ行く
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
それではまた~