葬式の香典袋の書き方マナー!中袋や裏面についても解説!
お葬式に参列する際に
持参する香典袋の中袋や
表面の正しい記入方法について
詳しくお知りでない方は
結構多いと思います。
中袋には金額を記入すべきなのか、
夫婦で参列する際には
表面は夫婦連名で記入したほうが
良いのかなど、
香典袋の書き方に関する
細かな疑問点はたくさんあると思います。
そこで、ここでは
- 葬式の香典袋の書き方のマナー
- 書き方以外の香典袋の
基本的なマナー
について解説させて頂きたいと思います。
香典袋の書き方やそれ以外の
香典袋に関するマナーについて
お知りになりたい方は、
ぜひ、以下の記事を
ご覧になってくださいね。
この記事に書いてること♪
葬式の香典袋の書き方マナーを解説!
お葬式の香典袋の正しい書き方が
よくわからない・・・という方のために、
以下に香典袋の表面、裏面、中袋の
正しい書き方を
ご紹介させて頂きますね。
表面の書き方
香典袋の表面上部には、
仏教の場合御霊前、
もしくは御香料と記入します。
御霊前は仏教以外の宗教の場合にも
使用できます。
キリスト教式の場合は御花料
または御霊前、
神式の場合は御玉串料または
御霊前と記入します。
中央下段には参列する人の名前を
フルネームで記入します。
夫の代わりに葬儀に参列する際には、
下段には夫の名前を記入し、
左下に小さく内と記入します。
夫婦で葬儀に参列する場合は、
中央に夫の名前をフルネームで記入し、
夫の名前の左隣に
妻の名前を記入します。
連名で香典を出す場合は、
2名の場合は下段中央に
2名のフルネームを記入し、
3名の場合は1名のフルネームを
中央に記入し、
その左右にそれぞれの
フルネームを記入します。
4名以上になる場合は、
代表1名を中央に記入し、
左下に他○名と記入してもよいでしょう。
職場などで、連名で記入する場合は、
社名を右に記入し、
役職の上の人から右から順番に
記入していきます。
会社名義で香典を出す場合は、
右に会社名、
中央に代表者名を
役職とともにフルネームで記入します。
会社の部署やグループ名で
香典を出す場合は、
会社名を右に、
中央に○○部一同と記入します。
その際、中袋の中に
香典を出した人の名前と金額、
住所、連絡先を書きそえた紙を
そえておくと、
ご遺族の方がお礼状や
お返しの手配の際に困りません。
表書きを記入するときは、
薄墨を使用します。
なぜ、薄墨を使用するのかというと、
悲しみの涙で
文字がにじんでいるという気持ちを
表すためであるようです。
裏面の書き方
普通熨斗袋の裏面には
何も記載しないのですが、
中袋がないタイプの熨斗袋の場合は、
裏面の左下に右から
住所と会葬者の氏名、
お香典の金額を金○○萬圓也と
旧字体で記入しましょう。
中袋の書き方
中袋の表面には旧字体で
中央に金○○圓也と記入した場合、
裏面左端下に
住所と会葬者氏名を記入します。
中袋の表面に何も記入しない場合は、
中袋の裏面の右下に
金○○圓也と香典の金額を
旧字体で記し、
左下に会葬者の住所と氏名を
記入します。
書き方以外の香典袋の基本マナー!
上記でご紹介しました書き方以外の
香典袋の基本的なマナーを
以下にご紹介させて頂きたいと思います。
香典袋の種類、水引の選び方
香典袋は、仏教の場合は
黒白、もしくは双銀の
あわび結びの水引の香典袋を選びます。
仏教の場合は、
蓮の花の絵が描かれている
熨斗袋でも構いません。
キリスト教式の場合は、
十字架の絵のついたものか、白い封筒、
もしくは双銀や黒白の
あわび結びのの水引のついた
不祝儀袋を選ぶとよいでしょう。
神式の場合は、双銀や黒白の
あわび結びの水引のついた
不祝儀袋を使用します。
蓮の花が描かれている不祝儀袋は
仏教専用のものなので、
キリスト教式や神式のお葬式では
使用しないようにしましょう。
葬式場での香典の渡し方
香典は、袱紗に包んで持参するのが
正しいマナーです。
袱紗は、風呂敷タイプのものでも、
ポケットタイプのものでも構いません。
風呂敷タイプのものに
香典を包むときは、
中央に香典を乗せ、
右→下→上→左の順に
袱紗を折り重ねて包みます。
葬儀場の受付では、
「この度はご愁傷さまです」
などのお悔やみの言葉を述べながら
受付の人の指示に従って記帳を済ませ、
香典を袱紗から取り出し、
受付の人から見て名前が読めるように
向きを変えて、
両手で
「どうぞご霊前にお供えください」
と一言をそえて
一礼しながら手わたします。
youtubeにて
お香典の表書きや中袋の書き方、
さらに、お香典のわたし方について
詳しく解説している動画を見つけました。
お香典袋の書き方や
お香典のわたし方について
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
香典袋の表書きは、
基本、中央上部に
仏教でしたら御霊前、
または御香料と記入し、
キリスト教でしたら、
御花料または御霊前、
神式の場合は、
御玉串料、または御霊前と記入します。
その他仏教以外の宗教の場合は、
御霊前で対応可能です。
香典袋の表書きの中央下部には、
会葬者の氏名を
フルネームで記入します。
香典袋の裏面には、
普通何も記入しないのですが、
中袋がついていないタイプの
熨斗袋の場合は、
裏面下段左隅に
会葬者の住所、氏名、お香典の
金額を金○○圓也と旧字体で記入します。
中袋には、表面中央に
お香典の金額を記入した場合には、
裏面下段左隅に
会葬者の住所、氏名を記入し、
表面に何も記入しなかった場合には、
裏面の下段右隅に
香典の金額を金○○圓也と記入し、
下段左隅に
会葬者の住所氏名を記入します。
香典袋は仏教では
黒白か双銀のあわび結びの
水引がついた熨斗袋か、
蓮の花の絵が描かれている不祝儀袋、
キリスト教の場合は、
十字架が描かれている袋か、白の袋、
もしくは黒白か双銀の
あわび結びの水引がついている熨斗袋、
神式では黒白か双銀の
あわび結びの水引がついた
熨斗袋を使用します。
蓮の花の絵が描かれている不祝儀袋は、
仏教専用なので、
キリスト教や神式では
使用しないように気をつけましょうね。