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介護のモニタリングの書き方は?記入5つのポイントはコレだ!

介護
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皆さんこんにちは(^^♪

介護の施設で働いていると
毎日しなくちゃいけない事の一つに
モニタリングという
記録を付けることがあります。

しかし、なかなかこの
モニタリングが大変なんですよね。

多くの方が新人の時は
上手く書けないと悩み、
書いた内容を上司から指摘や注意を
受けたことがあることだと思います。

また、何十年経っても
上手く書けないと悩んでいる人も
少なくない事でしょう。

今回は介護のモニタリング記録が
どのように書けばいいのか
調べてみました(*‘∀‘)

参考にしていただけますと幸いです♪


介護のモニタリングでうまく書く5つのポイントとは?

さて早速モニタリングのうまく書ける
方法をお伝えさせて頂きます。

今回、いろいろと調べてみると
上手く書く為に大切な
5つのポイントを見つけました。

早速、その5つの内容を
一つづつ見ていきましょう!

その1 ケアプランの内容と比較する

まず大切なのはケアプランの内容に
基づいた内容にすることです。

介護サービスの提供は
ケアプランの計画通りに行われています。

なので、単純に記録を記載すればいい
という訳ではなく
計画に沿った内容を記載しましょう。

その2 新たな課題の提示

先程にも記載したように
介護サービスの中心はケアプランです。

そこに『課題』について
記載があるかと思います。

モニタリングでは、その課題がどうなのかを
検証する場面でもあります。

なので、記録としては
まず、ケアプランの内容に沿った課題の
客観的な事実を記載します。

その後、最終的なまとめとして
課題に対する振り返りと同時に
その出来事によって見つかる
新たな課題・ニーズについて記載すると
より良い内容となるでしょう。


その3 利用者の気持ちやとりまく環境について

モニタリングの記録は対象者の動きや
事実を書くのはもちろんですが、
5W1Hを意識し、周りの環境についても
記載しましょう

例えばですが、『食事をした』という内容でも
誰と食事をしたのか・どこで食事をしたのか
食事のメニューはどのようなもので
本人はどのように食べていたのかという
環境の記録を合わせて書くことにより
よりその場の印象を伝えることが出来ます

また、その際に利用者が言われた
心配事や要望・感情【嬉しい・楽しい等】も
あれば記載するようにしましょう。

その4 家族のことも記載する

モニタリングの記録では基本的に、
利用者について書きます。

しかし、サービスを同様に利用する
利用者家族についても
何かアクションがあった時は
記載することが大切です。

例えば家族の申し出や要望・
心配事・仕事の環境等です。

記録の役割として
介護職員すべてが同じ内容を
共有することがあります

利用者だけではなく、
家族の方にも案してもらえる
サービスの提供を意識しましょう。


その5 出来るだけ具体的に記載する

最後に5つ目のポイントとしては
出来るだけ具体的に伝えることです。

今まで4つのポイントでは
何を伝えればいいのかということに
着目してお伝えしてきました。

次は具体的にわかりやすく記載するための
文章の構造についてです。

その際に意識してもらいたのが
5W1Hの内容を盛り込むということです。

5W1Hとは

When(いつ)、
Where(どこで)、
Who(誰が)、
What(何を)、
Why(なぜ)、
How(どうした)
の6つの事柄を示します。

また、具体的に書くためにも
出来る限り数字を使う様に意識しましょう。

例えば本日と書くのではなく〇月〇日や
昼頃ではなく午後1時30分頃等です。

そもそもモニタリングとは?

そもそもですが、モニタリングとは
一体どのような記録のことか皆さんは
お分かりですか?

モニタリングとは、
「ケアプランに沿った
適切なサービスを受けられているか」
を確認することです。

その際に記録を行うのが
モニタリング記録です。

よく似たことばとして
アセスメントという言葉もあります。

こちらの記事に
アセスメントとモニタリングについて
違いを詳しく記載させて頂いていますので
良かったら合わせてご確認ください。

介護のアセスメントとモニタリングの違いは?意味は異なる?へ行く


この記事をまとめると・・・

いかがでしたでしょか?

今回はモニタリングの書き方について
お伝えさせて頂きました。

内容をまとめると、
ケアプランの内容に基づき
5H1Hを意識し、具体的に
その場の出来事がそのまま伝わるように
記載するということ

またプラスαとして
具体的な出来事を伝えたのち、
最後の新たな課題の提案をする
より良い記録が生まれます。

モニタリングは介護現場において
とても大切なものです。

介護サービスの提供は現場で実際に行う
介護職員だけではなく、
看護師・ケアマネジャー・
理学療法士・作業療法士・
栄養士・ソーシャルワーカー等
様々な機関が連携して行っています。

その場にいることのできない
職種がその場の出来事を知ることが出来る
とても素晴らしい記録です。

実は私は前職で老人保健施設で
ソーシャルワーカーの仕事をしていました。

98名の入所者を一人で担当していたので
利用者の方の様子をよりよく知るために
記録のチェックは欠かせないものでした。

記録はとても難しく、
書くのは大変だと思いますが、
多くの人がその記録に期待し、
その記録をもとに仕事をしてます

是非自信をもって
記録を記載してくださいね♪

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。





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sho-to

福祉系大学を卒業しベンチャー企業へ就職、その後転職し介護老人保健施設で相談員として働いていたが、結婚を機に退職。現在は2児の子をもつ専業主婦です。社会福祉士・社会福祉主事任用資格・福祉住環境コーディネーター・産後ケアリストの資格を持っています♪

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