介護には看護との連携が必要!福祉士が語るその訳とは?
皆さんこんにちは(^^♪
介護の仕事では
いろいろな機関との連携が大切だと
よく言われますが、
あなたはどう思いますか?
現場で働いていると
中でも看護と介護の連携って
とても大切だな~って
感じさせられることがありました。
ただ、働いてみないと
分からないことでもあります。
ぶっちゃけ大学の時
看護と介護関係ある?
みたいな感じでしたからね~笑
まぁ、同じように思っていた人も
少なからずいらっしゃると思いますので
今回は介護と看護の連携の大切さについて
お話させて頂きます。
この記事に書いてること♪
介護と看護の連携はなぜ必要?
現場を経験した社会福祉士が解説!
冒頭でもお話させて頂きましたが、
介護と看護の連携はとても大切です。
えッ?どちらも専門的なことを
しているのだから
別じゃない?と思われがちですが
それは間違っています。
なぜならば、介護っていうのは
一人の介護者に対するお世話なんです。
なので、介護者が風邪をひいていれば
そのお世話にやり方が変わります。
そおです!
その人の病気など看護に関する情報は
毎日の介護をする上で
とても大切な情報なんです。
看護士が把握する内容を
介護士が把握することで
よりきめ細やかな
介護サービスの提供が出来ます。
今は介護側からの看護の必要性に
ついてお話させて頂きましたが、
看護士にとっても
介護の情報を知ることは大切です。
先程話したように
介護はあくまで一人の方の
お世話をすること、
日常生活のお手伝いです。
だからこそ、介護の情報は
日常生活の様子が
たくさん記されています。
その情報こそが
看護士にも必要な情報なんです。
日常生活の情報は
なかなか病院外にいる方のことを
正確に知ることはできません。
四六時中一緒にいることなんて
出来ませんからね~
だからこそ、介護職員と連携し
1人1人の日常生活の様子を知り、
その上で病状の把握や
その人の身体的様態を判断します。
介護と看護の連携を行うことのメリットとは?
先程の連携は大切!という話からも
メリットがあることは
分かって頂けたと思います。
連携することの一番のメリットは
介護サービスの質が向上するということです。
看護の情報として
持病の状態やその日のバイタルなどがあり、
その情報があるからこそ、
介護者の介護の内容が変わります。
その情報がなければ
その人のその日の異変に
気づかずに不適切な介護が行われていた
ということも考えられます。
また、看護側からすれば、
その人の日常生活の中での異変は
介護職員の方がよく気付きます。
その情報こそが
医療的な発見に繋がることがあります。
介護・看護共に、
お互いがなかなかスムーズに
知ることのできない情報を
即時に知ることが出来るというのは
サービスを提供する上で
最強のツールです。
その他、
メリットとして仕事負担が少なくなる
というものもあります。
介護職並びに看護職
共にしなくちゃいけないことが
連携をすることによって
どちらかが行えば
OKということもあります。
例えば体温ですね。
毎朝体温を測ることも
介護職と看護職が連携をしていないと
どちらも測らないといけませんが
しっかりと連携が取れていれば
どちらかが測り、
その結果を共有すればいいですよね?
仕事が一つでも減れば
時間を有効に使うことができます。
そもそも介護と看護は何が違うの?
いろいろと書いてきましたが、
介護と看護ってなんだか似てません?
言葉自体もなんだか似ているのですが、
よく考えてみると
内容も似ている気が・・・・
一体何が違うのか?
どちらも一人の人の
お世話をしていますよな?
介護は高齢者?と思いきや
看護だって高齢者のお世話をします。
その違いは
二つの言葉の意味を理解しましょう!
介護と看護を分かりやすく解説!
介護とは
介護とは障害者並びに高齢者・病人などの
生活を支援し、介抱することを言います。
一般的に
高齢者だけが対象になっていると
思われがちですが
実は障害者も世話をすることも
介護の一つに入ります。
また、生活の支援というのは
日常生活の介助だけではありません。
金銭的な問題に対する解決策や
地域との交流等も
生活支援に入ってきます。
介護って実は奥が深いんです!
看護とは
看護とは怪我をした人や病人を介抱し
世話することを言います。
看護の対象は
怪我をした人・病人です。
介護とは違い
病気をしている人
つまり、医療的な処置が
必要な人が対象です。
なので高齢者や障害者だけでなく
子どもや20代30代とどの世代でも
使われる言葉です。
ただ、病気を持っている
高齢者や障害者の方の
お世話となると
どちらの言葉でも意味的にはOKなんで
そこがややこしい所です(´Д`)
この記事を振り返ってみて~
いかがでしたでしょうか?
今回は
『介護には看護との連携が必要!
その訳とは?』
というタイトルで書かせてもらいました。
内容はこちらです。
- 介護と看護の連携はなぜ必要?
現場を経験した社会福祉士が解説! - そもそも介護と看護は何が違うの?
介護はその人の日常生活、
そのものの支援です。
となると、その人に関わる情報で
必要でないものはないと私は思います。
施設で入所をしている時に
その人に関わる情報を
いろんなところから集め、
その情報こそが
どのようなサービスが
対象者にあっているのかを
教えてくれます。
その人の生活の質や【QOL】や
日常生活動作【ADL】の向上の為にも
いろいろな人の話に耳を傾けましょう!
少しでも介護の手が
楽になるといいな~と思います。
最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。