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葬式での礼儀作法!初めてでも恥をかかない参列マナーを解説

 2016/10/02 参列
  4,518 Views

友人や、知人、親戚などの葬儀に
はじめて参列することになったけれど、

服装や持ち物のマナーも
よくわからないし、


受付ではどのように対処したらよいか

よくわからない・・・という方は、
多いと思います。

何もお葬式の礼儀作法や
参列の流れに関して
情報がない状態では、

いざ、お葬式に参列するときに
戸惑ってしまうと思いますので、

はじめてお葬式に参列する方のために
ここでは

  • お葬式の礼儀作法と
    葬儀参列の流れ
  • お葬式に参列する際の
    服装やアクセサリーのマナーとは?

について解説させて頂きたいと思います。

これまでお葬式に参列したことがなく、
はじめてお葬式に
参列することになった時のために

お葬式のマナーについて
詳しく知っておきたい!という方は、

ぜひ、以下の記事を
ご覧になってくださいね。


葬式の礼儀作法!葬儀参列の流れとは?

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はじめてお葬式に参列する方は、
葬儀参列の流れや
お葬式の礼儀作法について
あまりよくご存じないかと思います。

そこで、以下に
一般的な葬儀参列の流れと
お葬式の礼儀作法について
詳しくご紹介させて頂きたいと
思います。

受付(お悔やみの言葉、香典、記帳)

葬儀の受け付けは、親族やご友人、
会社関係者などで
受付が分かれている場合があります。

お葬式の受付に到着した場合は、
自分がどこで受付したらよいのか
よく確認し、該当の窓口で受付します。

持参するお香典は、
必ず袱紗に包んでおくことを
忘れないようにしましょう。

自分の番になったら、
袱紗を開いてお香典を取り出し、
香典袋を両手で持って
受付の担当者におわたしします。

このとき
「この度は、ご愁傷さまでございます」
などの簡潔で平凡な言葉で
お悔やみを述べた後、
芳名帳に自分の名前を記載します。

故人と面識がなく、
代理として参列する場合は、

芳名帳には
来られなかった方の氏名を記載し、
その名前の下に代理と記入します。

代理人が妻の場合は、
名前の下に内と記入します。

仕事関係や会社の代理で
参列する場合は、
名刺を差し出すのを
忘れないようにしましょう。

芳名帳を記入した後は、
返礼品を受け取り、
ご焼香の順番まで待機します。

受付は遅くとも
葬儀開式の10分前までには
済ませておくようにしましょう。


着席・焼香

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葬儀の会場の席順は、
会場の右側に喪主、ご遺族、
近親者、親族が着席し、

左側に世話役代表、
世話役、友人知人、
職場関係者が着席します。

その後ろに
その他の弔問客が着席します。

自分が故人と
どんな関係性であるのかによって
上記のように着席順が
変わってきますので、
よく確認してから着席しましょう。

わからないときは、
末席に座っておき、
すすめられたら詰めて座るように
しましょうね。

焼香は、喪主→遺族→弔問客のように
上座から順番に行われます。

弔問客は、席順の通りに焼香をします。

閉式・出棺

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お葬式が閉式すると、
柩のふたが開けられて、
故人と最後のお別れが行われます。

故人との最後のお別れの儀式が
終了したら、

男性の親族や近親者によって
柩が霊柩車に運ばれ出棺されます。

出棺は、一般の会葬者が
故人を見送る最後の場なので、

急な用事がない限りは、
途中で帰ったりせず、
出棺を最後まで見送るのが
一般会葬者としての正しい礼儀です

寒い時期に参列する際は、
喪家側のご挨拶の時には
着用しているコートは脱いで
手元に持っておくようにしましょう。

故人のご遺体を乗せた
霊柩車が走り出す直前には
丁寧に礼をし、
合唱してご冥福を祈りましょう。


葬式参列の服装・アクセサリー・持ち物の礼儀作法とは?

はじめてお葬式に参列する際は
葬儀参列の流れや礼儀作法を
知っておく必要もありますが、

きちんとした服装、アクセサリー、
持ち物のマナーも
知っておかなければいけません。

今まで葬儀に参列したことが
ないという方のために、

葬式に参列する際の
服装・アクセサリーのマナー
以下にご紹介させて頂きますね。

葬式に参列する時の服装・アクセサリーのマナー

お葬式に参列する際の服装マナーは、
男性の場合は、
フォーマルのブラックスーツを着用し、

白無地のシャツに黒無地のネクタイ、
黒無地の靴下に
黒の金具のない靴を着用します。

ジャケットはダブルでも、
シングルでも三つ揃いでも
マナー的にはもんだいありません。

女性の場合は、
フォーマルの黒のワンピースか、
アンサンブル、スーツを着用し、

足元は、黒色のストッキングか
タイツを着用し、
靴は黒色のパンプスを着用します。

男女ともに冬場の寒い時期は、
コートを着用しても問題ありませんが、

毛皮などの
殺生を連想させる素材のものは
着用しないようにしましょう。

建物内や焼香場所が屋外の場合、
喪家側のご挨拶の時には、
コートは脱いで
手元に持っておくようにしましょう。

youtubeにて
お葬式参列時の服装マナーについて
詳しく紹介している動画を
見つけました。

葬儀に参列する際の
服装マナーについて
詳しくお知りになりたい方は、

ぜひ、以下の動画を
ご覧になっておいてくださいね。

アクセサリーは、
男性の場合も女性の場合も
結婚指輪以外のアクセサリーは
外すのがマナーとなっています。

男性の場合は
ネクタイピンもつけないのが
通例のようです。

女性は髪も黒いゴムやピンなどで
シンプルにまとめるのがマナーです。

アクセサリーを身に着けるとしたら
涙を連想される
真珠の一連のネックレスが
おすすめです。

真珠は、白、黒、ベビーパールでも
OKです。

真珠のほかにも
ブラックオニキスや黒サンゴ、
ジェットの一連のネックレスでも
OKです。

バッグは金具のついていない
布製の黒無地のものか、

光沢のない革製の黒無地のものが
マナー的に適しています。

金具がついていない
黒無地のものであっても
ショルダーバックは
避けるようにしましょう。

ワニ革などの
殺生を連想させるような素材のバッグは、
葬儀にはNGなので注意しましょうね!

忘れてはいけない持ち物リスト

葬儀に参列する際に
持っていかなくてはいけない
持ち物リストは、以下の通りです。

はじめて葬儀に参列される方は、
リストをよく見て確認しながら
持ち物の準備をしましょうね。

葬儀に参列する際の持ち物リスト
  • 袱紗・・・お香典を包むのに
    必要です。
  • 数珠・・・仏教式の葬儀の時に
    必要です。
  • お香典・・・お葬式には
    忘れずに持っていきましょう。
  • ハンカチ・・・涙をふくときに
    必要です。

挨拶や言葉遣いにも礼儀作法がある!

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お葬式では、
上記でご紹介しましたように
受付にてお悔やみの言葉を
述べなくてはいけません。

ただし、長々と述べるのではなく、
「この度は、ご愁傷さまでございます」
などと

簡潔で平凡な言葉で
お悔やみを述べるのが
正しいマナーであるとされています。


葬式で遺族にかける挨拶

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お葬式においては、
遺族へ直接あいさつに出向くのは
控えなくてはいけません。

遺族と目が合ったときや、
焼香の際に黙礼するのみが
一般的な葬儀中の挨拶マナーです。

ただし、
どうしても伝えたいことがある場合や、
直接お悔やみを述べたい場合は、

世話役の方に
遺族の方を呼んでもらうか、

遺族のお席まで案内して頂いて
挨拶するという場合もあります。

お葬式にてご遺族に
挨拶をかけるときには、
上記でご紹介しましたように

「この度は、ご愁傷さまでございます」
もしくは、

「この度は急なことで。
心からお悔やみ申し上げます」
などの簡潔で平凡な言葉で
お悔やみを述べるのが
一般的なマナーとされています。

どう声をかけたらよいのか
わからないときは、

多くを語らず
「心中、お察し致します」
お声をかけてもよいかと思います。

使ってはいけない言葉遣い!忌み言葉の例

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葬儀の際に使ってはいけないとされる
忌み言葉は、

不幸が重なるような
イメージを相手に抱かせる
重ね言葉です。

例えば、重ね重ねとか、度々とか、
くれぐれもとか、返す返すとかが
その忌み言葉にあたります。

そのほかにも生死を連想させる
死去とか死亡

不幸を連想させる
辛いとか苦しいとか迷うとかも

忌み言葉として
お葬式の際には
使ってはいけない言葉と
されています。

まとめ

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いかがでしたか?

上記において
葬儀の受け付けは、
葬儀場によっては

友人や知人、会社関係者、
ご親戚など

故人との関係性によって
受付場所が
異なる場合があるため、

きちんと確認してから受付の
列に並ばなくてはいけないことや、

お香典は必ず袱紗に包み
受付でお渡しするときに

袱紗を開き両手で香典袋を持って
受付の担当者に
おわたししなくてはいけないなど

一般的なお葬式の参列の流れや、
葬儀のマナーについて

葬儀における服装やアクセサリー、
持ち物のマナーとともに
詳しく解説させて頂きました。

葬儀に参列するのが初めての方は、
上記の葬儀の参列マナーに関する
豆知識を読んでから参列すると、
お葬式当日
戸惑わなくて済みますよ!





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